2012年11月3日土曜日

活動14『四國事変 第三章 番外編』

もうすっかり寒くなっちゃいましたね。温かい布団があればいくらでも寝れる感じです。

四國事変でキャンプ張りましたがあれがギリギリだったんだな~っとシミジミしとります。

さて完結に思えた四國事変レポですが…このブログのタイトルにもあります『サイドバルブ』写ってねーじゃねーかよ!!なんて極少数派の方。お待たせいたしました。

すでにネタばれの部分も多々ありますが、ハプニング満載の出来事を皆様にもお伝えせねばなるまい…



その瞬間はいきなり訪れた。
四國事変の告知で岡山・姫路を訪れた際、絶対来いよ!!
っと念を押したにもかかわらず「遠い!!寒い!!飲み会や!!」っと断固拒否の岡山45。その頑固なまでの姿勢は開催前日でも「ひかる二輪商会行くにゃ。」などとLINEでやりとりが行われていたのだが…

それがなんとまーまさかの参戦。正直驚き…嬉しかった。
しかもチンペーに至っては…
まさかのリンカート炎上!!
GS爆破事件を引き起こしかけての参加だ。

当の本人が1番焦ったとは思うが…燃えやすいと言われる『リンカート』某ULが炎上してる動画は有名だが目の前でこの事件が起これば笑ってられないぜ…

チロチロっと火が点いたかと思えば火力は一気にたかまり地上3mまで炎上…

消火器を手にしたGSの店員は動けない。そしてゆうちゃんと目が合う。


『お前が消しに行け!!!』(店員心の声より抜粋)


仕方なく消火器を手にしたゆうちゃんは躊躇いなく…

辺り一面には白い粉が巻き散らかされ、後に語り継がれるであろう伝説を刻んで愛媛まで来たそうな。

岡山の生ける伝説「チンペー」まだまだ数多くの伝説を残していくであろう…

そんな火災男で盛り上がる現場ですが、地味にカズも走行中にライトをポロリっと転がしての参加だったりします。

よ~~~く見てくだされ。ライトがないっしょ?前回はオイル紛失事件で最後の最後にやらかしてくれたカズさん。やはりこの男只者ではない…

数多くの名言を残してることで有名なカズ。

「綺麗なバイクには興味ねぇ。」(カズタカ語録48ページより抜粋)

「オレの走りはいつもREAL。」(同書56ページより抜粋)

カズ語録の全てを詰め込んだバイカー必読のバイブルはREAL集英社より絶賛発売中。

そしてなんだかんだでキッチリセッティングを出してくるゆうちゃんは実はトラブル1番少ないんじゃないかね?

あっ。前回は高速でリアテールをブッ飛ばしちゃいましたが、今回もこだわりのスパイラルレンズを製作しさり気肉装着。

それだけでは御座らんよ。わずか1週間の間にハンドルもチョップしとります。これに気付く人いないだろーなー…
未だに進化を…いや退化を?止めないこの男の行き着く先は…

来年春先に浮上してる壮大?無謀?な計画もボチボチ進めて行かなくては…
待ってろよレンジャ!!

そんな感じで岡山からヒョッコリやって来た45CREW。来た早々にうどんをオゴレとせがまれる。しかし所持金わずか2000円…昨夜のラウンジがココにきてボディーブローのように効いてます。
会場内にはゴハンを食べれるところがない。(あるにはあるのだが…高…)
仕方ないのでジュージャンで喉を潤し会場でまったりしてました。

会場で燃えカスに興味津々だったマサトがこっそり試乗。何を血迷ったかご覧のポージング。
こんなお茶目さんですが数時間後顔面蒼白になることを知る由もない…

いろんな意味で注目を集めた45CREWですが岡山に帰ることを考えたらボチボチいい時間がやってまいりましたので、後片付けを手伝えず心苦しいのですがマサトとKIMくん誘ってお見送りに出発です。
実はこの時プライマリーチェーンがユルンユルンで滑りまくり…クラッチ切ったらガチャガチャ異音が…

来る道中から気になってたのですが…とにかく走りにくいったらありゃしない。だもんで恐る恐る走ってました。

高速を使ったので多少は誤魔化しが効いたものの不安は解消されぬまま一路観音寺まで…観音寺?

変なトコで降りるな~っと思ったらコレでした。
積載終わって一服なチンペー。どことなく余裕あると思ったらこーいうことかいな。一方ゆうちゃん&カズさんは…
まさかの軽トラ。KIMくんも率先して積載の手伝いに参加。僕は見ています。

写真に写ってる缶コーヒー…所持金300円(SAで500円ずつ奢った。)の僕はジュージャンに負けマサトから借金して徒歩でコンビニまで買いに行かされました。

こんなハズではなかったのに…

気付けば軽トラに2台のサイドバルブ積載完了。手馴れたモンです。しかし運転はゆうちゃん。カズさんはその横でグッスリ爆睡でございます。

「帰りの運転は僕がしますよ!」

なんて言ってましたがどうなったのか…

一通りの作業を終え僕が買ってきたコーヒーで一服してるとき事件は起こります。


一見マサトのバイクを囲んであーだこーだ言ってる風景なのですが…

何気にシャッターを切ってたその一部に衝撃的瞬間が写っております…
この異変にまず気付いたのはカズさんだったのか…?

慌ててKIMくんが駆け寄るとそこには…
んんっ??
タイヤを移動させてよ~~~く見てみると…

ガッツリタイヤが逝っております。THEビンテージ。これは怖いですね…高速走行中になったと思われますが、よくまーご無事で。

さすがにこのまま知ってって乗って帰るのは嫌だと言うので、伝家の宝刀「ハーレーオーナーズクラブ」の力をフルに発揮しレスキューを要請します。

手馴れた感じで連絡します。しかしマサトとキャンプに行くと絶対普通に帰れません。きっと呪われてるんでしょう…

まさかまさかの出来事で45CREWも帰るに帰れず一緒にレスキューを待つことに。
こんなことあるんだね~なんてのんきに待ってましたが…ここからが長い長い待ち時間へと変貌してゆきます。。。
レスキューを待つ間何を話してたかは忘れましたがとにかく明るいうちに帰りたかった僕は内心怒っています!!

早くしろと裂けたタイヤを引きちぎりマサトの口にねじ込んだりしました。

したらば願いが通じたのかやたらハイテンションなおじさまがやって参りました。
「寒かったので熱燗を2.3杯引っ掛けてきました。」って感じのしゃべり方で特徴のあるおじさまで御座いました。

ここからまだまだグダグダは続きあたりはすっかり暗くなり始めます。
レッカー車で帰ると思ってたマサトですがなんとタクシーで徳島まで帰ることになりました。。。リッチすぎる。。

最後まで心配し待ちに待った僕らですが、ニコニコ顔でマサトが颯爽とタクシーに乗り込み1番に帰って行きました…

当然クソ重い僕の荷物は彼に預けてます。まだ取りに行ってません。

そしていよいよ僕らの出番。じゃーまたね!!ってエンジンかけますが…


かかりません。


どうやらガス欠です。もう踏んだり蹴ったりです。なので最後の力を振り絞りGSまで押していきます。

ふと振り返ればゆうちゃんが温かく見守ってくれてました。
その後はKIMくんと二人寂しいランデブー。真っ暗で先も見えず道に迷っちゃったりプライマリーからの異音が酷くなってく恐怖に怯えながらなんとか帰宅することに成功しました。


っとま~最後の最後までスッキリ終われない僕ら。これが良いわけありませんが、これが思い出になっちゃったりするのが不思議ちゃん。

次回のキャンプはNOトラブル!!を合言葉に旧車ばかりで出発しましょ。

長々ご愛読お疲れ様でした。

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